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1話「何かが始まる時」

なんだかんだ言って、1話も導入パートだったオチ。


少年が目を覚ましたとき、見知らぬ生物の心配そうな顔があった。


緑の肌に大きな頭

三歳位の子供がそのままの等身で縦横に伸びたような体型

大きな丸い耳。


どんなに知識を絞っても、こんな生物は見たことがなかった。

自分を覗き込んでいたのは服装からしてシスターで
他にも服を着ている者がいることから人間に似た知的生命体であることがわかる。

何が起きているのかはわからなかったが
緑の生物が話している言葉はわかった。

「あの、ここは」

喋って、自分の声が違う事に気がついた。

この声は?

別に喉の渇きもないし
い辛っぽいこともない
元気そのものか‥‥と聞かれたら、体中が痛むがそれだけだった。

「何言ってるんだい?ここはアグラニのアクロニア鉱山だろう?」

聞いたこともない地名。

少年は、今自分が夢の中にいるんだなと思うことにして
いろいろやってみることにした。

緑の肌だなんて宇宙人みたいで面白い。

その辺にあった水溜まりで自分の顔を確認すると
自分も緑の肌をしていた。

大きすぎるとも感じる頭は、少し愛嬌があるだろうか?
体は義父のようなずんぐりむっくりした体型で、少し動き辛いが。

「ねーちゃんは居ないのかな?」

居たらどんな顔をした宇宙人なのだろう?
そんなふうに考えてワクワクして‥‥

でもすぐに

これが現実なのだと気がつく。

「なんで‥‥?」

生まれ変わったとでもいうのか?

少年は戸惑いながら、たった今幽霊との戦闘による怪我をした腕を見る。





僕は‥‥いや、私は
何故こんなことになったのかを突き止めに旅に出る。



この宇宙人肌を受け入れるのに時間はかかりそうだが

商人としての知識はかなり活きそうな気がする。


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