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○第二章第十九話「戦争1」

す、すみません‥‥2次のが楽し過ぎて←









「戦争‥‥? ιで?」

私は耳を疑った。

しかし、目の前にあるものを見れば、納得しないわけにはいかない。

普段なら見られない光景が、今此処にはあるのだ。

元を含め、トラブルシューターが大集結している。

しかも、他のコンプレックスから公式に呼び出されている者たちまで集まっていて
彼らは、その証として特殊な紋をつけていた。
これをつけていれば、ιや他の同様に呼び出された者たちの攻撃は当たらない。

全く、便利なものがあるな‥‥と私は心の中で呟いた。

「どうしてこんなことになったのかしら‥‥?」

不安そうに言う、コーレア。

「僕にも判らない‥‥けれども、βが僕たちに興味があるというのだけは。」

それに対して答えたのは、ネメシアだ。

私たちは、作戦を確認しあう。

計算があっているならば、攻め込んでくるのは1時間後だ。
その前に、非戦闘員の退避も済ませておかなければならない。
これに関しては、フローライトさんを含む何名かが対応してくれることになった。

ただ問題なのは‥‥
この騒動に乗じて、パージが動きを見せるだろう。ということだ。

彼らはUV様の首を狙っているのだから、ある意味当然である。


ある程度確認が済んだところで、全員が持ち場へと散っていく。

私たち聖騎士は、最後の砦としてコンピューター様を守ることになった。

他のUV様たちは、外に出て直接戦うらしい。

「危険ではありませんか?」

私が質問すると、6つ子UVが一斉に首を傾げた。

「「「「「「心配には及びません。何を恐れているのですか?」」」」」」

「恐れる、というか‥‥まあ、いいです‥‥。」

それを見て、ふーむ。と小さく唸るιUV様。

「まあ、その時はその時です。何とかなるでしょう。
 私も貴方方も、完璧な市民であることに変わりはないのですからね?」

「そ、そうですね。」

本当に?

そう聞きたい自分が居る。

でも、相手がいいと言っているのだから‥‥引き下がるしかない。

「危なくなったら、戻って来て下さいね?UV様。」

「ええ、その時は。」

そして、その場には私たち聖騎士だけが残された。

少しして、フローライトさんも戻って来たので、簡単に説明を行った。

「判りました。 がんばりましょう。その前に、腹ごしらえをどうぞ。
 他の皆さんにもさっき配ってきましたから。」

フローライトさんはそういうと、私たちにお弁当を渡してくれた。

いつもよりも、ずっと豪華なお弁当だった。

「‥‥。これが最後の食事になるかもしれないから、ですよね?」

「‥‥‥‥。食べましょう。」

私たちはお弁当の味をかみ締めた。

時間がないので
ゆっくり食べているわけにも行かないけれども‥‥
それだからこそ、だ。

私にはクローンがない。

他の戦闘員の中にも、もう後がない者も居るだろう。

それに‥‥そうでなくても、ロストする危険がある。

それを覚悟で、それを了解して、みんな戦ってくれることになったのだ。

すごいことだと思う。

そして
それが今の時代の戦争というものなのだろう。

UV様は私たち以外には命令をしなかった。

ただ、お願いしただけなのだ。



私たちがお弁当を食べ終わった頃

外で大きな音がした。

若干揺れる床。

「始まったのね‥‥」

ほぼ、予定通りだった。

外は、一瞬にして激戦になるだろう。

私は、ずっと前に見た 変にリアルな夢 を思い出していた。

ιのUV様は‥‥
この戦争で命を落とすつもりなのではないだろうかという不安が過ぎる。

確かに、UV様にだって寿命はあるはずだ。

だけれども‥‥

「さあ、いつ敵が侵入してくるかも判りません。私たちも戦闘準備を。」

「僕はいつでも大丈夫ですよ。武器のメンテナンスも完璧です。」

「私も大丈夫ですわ。」

「‥‥リンクスさんは?」

唯一返事をしない私に、語りかけてくるフローライトさん。

私は爪を腕に装着して、胸の前でクロスした。

「‥‥行けます。」

怖かった。

でも、逃げられないんだ。






※気が向いたら挿絵、後で挿入します。
※フィクションです!フィクションです!くしゃみの効果音ではありません(
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