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○第二章第十五話「ミゼルとユミル 中編3」

どうもー。
全員合流まであとちょっとです。
今週もあまり書けないなぁ‥‥










「偽者だと‥‥?!」

「そ。今そこに居るのは誰かが形態変化した偽者。」

この頃、ミゼルを拘束しているヒューマとチェックは
彼が形態変化をしてウィンに化けていることを見破ってしまっていた。

どうもおかしいということに気が付いたチェックがー、近くにあった端末を使い
丁度同時期に、用心棒のミゼルと、副社長のウィンが失踪していることが判ったのだ。

「どーもおかしいと思ったんだよねぇ。」

チェックは言いながら、未だに形態変化で変身したままのミゼルに近付くと

「じゃ、本物が何処にいるのか吐くまで‥‥ヨロシクね?」

ニッコリと笑って、彼の腹部に思い切り蹴りを入れた。



――――――――――――――――――――――――――――――



「ソーニャん、大丈夫かなぅ‥‥」

クローンが送られて来たアガシャが、辺りをキョロキョロと見回すが
そこには誰も居なかった。

「仕方ない、結社の方のお仕事先にやろっかなん」

此処には、トレッキーの仲間が1人以上隠れているはずだ。
何故だかは判らないが、そういうことになっている。

アガシャは仲間を探して辺りを駆け回る。

‥‥仲間によっては、壁に擬態している場合もあるので大変だ。

「んっ?! あそこに居るのはー‥‥」

幸い、今回はそういった仲間ではなかったようなのだが。

「やっほー、アガシャー。」

「やっほう、Y様!で、今回は何が課題なんですかっ?」

「鬼ごっこでどう?」

「いえっさ!アガシャ、追いかけます!」

「違う違う」

「へ?」

「鬼は逃げるものだよー。アガシャ鬼ね!
 私に捕まらないで5分逃げ切ったら、情報をあげるよっ!」

必ずしも、自分が追いかける側ではないということも、忘れてはならない。
アガシャとトレッキーの先輩の、床の色を気にした鬼ごっこが始まる。



――――――――――――――――――――――――――――――



「はーぁ‥‥悪食したのバレちまったよなぁ」

エリダはブツブツといいながら歩く。
だって本当にお腹がすいて仕方が無かったのだ。

それに‥‥

「あの饅頭に入ってたブツは、タダの爆弾じゃなかった」

チームメンバーを助けるというより、自分が助かりたかったから食べた。
あのまま放置しておけば、施設は吹っ飛び、任務は大失敗だっただろう。

「でも、やっぱ1つじゃたんないなぁ~。ソーニャでも探すかなっと‥‥んー?」

エリダは、アガシャがY様に追いかけられているのを目撃した。

「なんだぁ?あのY様は敵かぁ?」

どうするべきか悩んだが、エリダはその後を追いかけようとして、止めた。

「‥‥あのY様はトレッキーだな。 アタイからしても、服が奇抜すぎるし」

そして、1人空腹を満たすためにソーニャを探す。



――――――――――――――――――――――――――――――



「リーダー、本当にこっちであってるの?」

「んなの、行って見れば判るって絶対!」

キケとセナは、狭い通路を見つけて通っていた。

セナがミニスカートだったため、どうしても後ろを通るといって聞かず
キケは折れて前を通っている。

この通路は真っ暗だったが、特にこれといった罠が設置されている様子はなかった。

と、いうよりも寧ろ
誰かが既に通った後で、全ての罠が解除されていたともいう。

その証拠に、解除した後の残骸だけは発見できていたからだ。

「ここ、誰かが通った後なんだな」

「敵‥‥?」

「いや、それだったらこの残骸はどう説明すんだよ?」

「じゃあ誰が‥‥まさか、エミル様?」

「それ位しか考えらんねぇ。 さっさと行くぞ!」

そして、光の見えた先にあったのは、2人を驚かせる光景だった。



――――――――――――――――――――――――――――――



「はあ‥‥はぁ‥‥もう、早く見つけないと‥‥!!」

既に床の色を気にしなくてもよくなったソーニャは
壁に触れないようにすることだけを気にして走っていた。

今頃、2人が何をされているのか‥‥考えただけでぞっとする。

「‥‥っ?!」

突然、上から音がしたので立ち止まって上を見たが
そこには特に何も無い。

上の階があるのだから、誰かが居れば物音くらいしてもおかしくはないだろうが
それにしては近い所で聞こえすぎているのだ。

じっと目を凝らしてみていると、突然天井の一部に穴が開く。

「!!!」

とっさに全力疾走するソーニャ。
そして次の瞬間、その辺の天井が一気に崩れ落ちたのだった。






※気が向いたら挿絵、後で挿入します。
※フィクションです!フィクションです!くしゃみの効果音ではありません(
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