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○第二章第十二話「暇のもてあそび方」

どうもー。
自宅謹慎になり、転送装置の転送先がロックされてから
自由に行動も出来ず、暇で暇で仕方がありません。
その上、ドアも窓も開かないと来たものですから
こっそり外に出たり、誰かが入ってきたりすることもできません。
暇ってこんなに暇だったんだ!!
‥‥何かおかしいような??








「配達でーす」

今ドアの外から聞こえる声は、最近聞くようになった声でした。
でも、私もドアを開けられないし、相手もドアを開けることは出来ません。

「不在ですかー?」

そしてその上

「すみません、今ドアが‥‥」

「最近、急に居なくなったよなぁ‥‥。」

こちらの声が、外に届かないようにまでなっているのです。
物音すら、外に漏れることはありません。
(マジックミラーの音バージョン的な!ハイテク!)

暫くすると、配達員(?)はブツブツと何かを言いながら
庭をぐるりと2周して、去っていってしまいました。

何故2周したのかは、配達員(?)が去った直後に判明します。

『爆弾の設置を確認しました。』

現代で言う警報装置的なものが短く喋り

『処理を完了しました。』

迅速に処理が行われたことを報告してきました。

あの配達員は、どこかの結社の回し者と言うことになります。

こんな日が、数日連続で続いていました。

「爆弾爆弾爆弾、物騒にも程があるからこの世界」

しかもそれを作る材料が何処から出てくるのかがまた疑問です。

まぁ、クローンがぽこぽこ作れる世界なので
爆弾も食料その他なんやらもクローン的な技術でなんとかしているのでしょうけれども。
(食料以外は、本物と見分けが付きません。)

「尋ねてくる人は、そんなんばっかだし‥‥」

たまに、店員を名乗った誰かが尋ねてくることもあるのですが
残念なことにここはVだけが入れる地域であり
Vの店員は‥‥‥‥居ません←

支店長たちは全員I。
従業員に関しては、R~Iです。
まあ、用心棒たちに関して言えば本店と私が持っている支店は
B~VのSCだったりするのですが‥‥。

それにしても、店の警固をほったかして来るようなのは
まず、あの自称用心棒くらいしかいないので
ダウトってことになります。

「うわー、ダウト来たし‥‥」

訓練をしに行く準備をしていた時に、例の偽者が尋ねてきました。

その人は特に爆弾などは仕掛けては来ないのですが
暫くその場に居座って、どうにかして入れないかと探ってきます。

(煙突がなくて良かったよ?!)

とはいえ、相手もSCはVなので
携帯核などを駆使して壁やら窓は壊せる気もするのですが
そんな気配は、特にはありません。

それにも、一応理由があるのですが
その話はまた今度と言うことにしましょう。

「副社長さん、いらっしゃるのでしょう?」

モニターで外の様子を見ている限り
その人はそう言って首をかしげて、そっとドアに手を触れます。

すると、ドアから微弱な静電気が流れて
パッと手を離すのです。

「困ったなぁ‥‥」

じっと見ていると、あの形態変化と未来予知持ちの用心棒と
見た目が似ていなくもないのですが、声が全く違います。

それに、この人は女の人でした。

Q0(クイーン・ゼロ)で雇っている用心棒に、女の人は居ません。

(‥‥親戚か何かかな‥‥)

確たる証拠もなければ、こちらから接触することも出来ない状態なので
どうすることも出来ません。

私は準備を終えると、UV様からあずかった書物を閉じ
ドアの外の彼女をほったかしにして訓練へと向かいました。










「おお、騎士リンクス。来ましたか。」

「お陰様で毎日安全ですよ。UV様。」

「何よりです。貴女は幸福ですか?」

「私は至って幸福です。UV様は?」

「私はいつでも完璧で幸福ですよ。」

英語で言うところの
ハウアーユー?
アイムファイン、センキュー。アンドゥュー?
アイムファイントゥー。センキュー。
‥‥的な?

これが完璧で幸福に置き換わるので、どうなっているのか気になります。

アーユーハッピー?
アイムハッピー、センキュー。アンドゥュー?
アイムハッピートゥー。
‥‥的‥‥な‥‥?(笑)

1度でいいから、生の英語で聞いてみたいものです。
多分、聞き取るのが苦手な私には、聞き取れませんが。

「では、はじめさせていただきますね。」

「思う存分どうぞ、リンクス。」

いつか戦った、
完全に元のデータの無いデータ人間を対象にした戦闘訓練が始まります。

行動などはプログラムされていて
でも学習能力が備わっているので、手応えは十分です。

倒しても暫くすれば再構成されるので
何処から来るかも判らないところが実戦風でしょうか?

「ところでリンクス?」

「はいっ?」

「全員居る時の見た目の変化ですが、武器を生成することは出来ませんか?」

突然、UV様に不思議な質問をされてしまいました。

「武器の‥‥生成‥‥?」

そんなことが出来る能力を、私は知りません。
それに、ソウルリンクで武器が生成できるかなど
一度も試したことが無いし、思いつくことすら出来ませんでした。

見えるものだけが全てではない。まさに、このことですね。

「全員集まった時にでも、試してみます。」

「そうして下さい。ところで後ろ危ないですよ。」

「うわっ!?」

回し蹴りでなんとか対処しました。




※気が向いたら挿絵、後で挿入します。
※フィクションです!フィクションです!くしゃみの効果音ではありません(
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