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○第二章第八話「UVたちの密会」

どうもー。
あの後青年に詳細を話した所、難しい顔をされました。
3人の狙いが私であることは明白っぽいので
気をつけるようにと言われたのですが‥‥
どう、気を、つけろ、と‥‥?(汗)

以前奪取した戦闘ボット使うわけにも、ねぇ?








「ほお、ιコンプレックスで戦争ね」

「なかなかに面白い話ですね。」

「戦争の何処が面白いのか‥‥僕にはサッパリだ。」

大量のモニター越しに、何人かの白い服の人たちが話している。
そう、全員UVだ。

α(アルファ)、υ(ウプシロン)、η(エータ)、ο(オミクロン)、
β(ベータ)、λ(ラムダ)‥‥αについては3ヶ所が参加している。

今回はι(イオタ)、τ(タウ)、θ(テータ)、が不参加で
μ(ミュー)、φ(フィー)、ρ(ロー)は既に存在を亡くしている。
3つとも、近々復活すると言われているが‥‥噂に過ぎない。

ιが不参加なのは、そもそも連絡が行かなかったからという理由で
τとθはUVの数が多い為に、後で結果報告をしてくれとのことだった。
(αは後数箇所あるが、ここもUVの数が多いので後の報告になる。)

「あら、UVの器量と異例の聖騎士の腕が試されるってことでしょ?楽しそうじゃないの」

「そっちは昔から騎士を導入してるから、そりゃワクワクするだろうよ‥‥」

「騎士は騎士でも、ιのように白い服は流石に着せていないわよ。」

そう‥‥白い服を着たからには、市民には負けてはならない。

負けるようなUVは、その器ではなかったということなのだ。
だから、ιの聖騎士(次代UV候補)たちも‥‥。

「で、わざわざ他のUV達を呼びつけて何の御用でしょうか?β様?」

β「私は、ιの戦争に参加しようと思うのです。」

βUVの発言に、他のUV達は驚きの表情を表す。

λ「‥‥僕には理解できないよ。どうしてそんなことをするんだい?」

それに対して、子供のような風貌のλUVがため息交じりに反応する。
但し、彼は至って無表情のままだった。

β「私は、もしもιに何かがあった時のことを頼まれました。
 ですが、何かがあってからではもう遅いと思っているのです。」

α1「ほお‥‥それは、どういうことかね?」

伸ばした白い髭を、片手で撫でながら話すのはαUVの1人だ。

β「ιのパージには今、特殊な力を持っている者が居ます。
 その者が十分な力を発揮してしまえば、何が起こるかわかりません。
 だから、先手を打つのです。」

υ「具体的には、どんな手ですの?」

ο「まあまあ、そんなに結論を急いで聞く必要はないだろう?
 その、特殊な力についてまず教えて貰えませんかね?
 それと、β様が頼まれたというその内容もお聞かせ願いたいものだ。」

οUVの言葉を聞いて、一瞬だけ怪しく笑うβUV。
その表情の変化をηUVは見逃していなかったが、敢えて何も言わなかった。

η「そうですね。自分も聞きたいです。」

β「判りました。ご説明いたします。」

βUVが説明をしだすと、興味津々だったοUVの表情は硬くなっていった。

β「旧世界人は、οにも1人いましたね?」

ο「ああ‥‥。」

λ「旧世界人‥‥過去から飛ばされて来たという、あの?」

α2「旧世界人は大事だから、よっぽどのことがない限りは
   殺.しちゃいけないって言われているわね。」

α3「うむ、それを破れば大罪であるとも聞いておるのう。」

υ「それを判った上で野放しだなんて‥‥ι様も何を考えてらっしゃるのかしら?」

β「だからこそ、私はιの戦争に乗り込むのですよ。」

η「なる、ほど‥‥。」

ο「旧世界人については、まだ判らないことも多い。
  その上、そのシステムについて知っているUVもごく少数だ。
  ιは、そのことを知らないのではないだろうか?」

λ「ο様、世の中には知らなかったじゃ済まされないことは多い。
  僕は旧世界人にクローンが無い理由も
  来た時の服の中で一番多い面積のSCを与える理由も
  どうしてよっぽどのことが無い限り手に掛けちゃいけないのかも
  元の世界に返せるのを判っていて帰せない理由も‥‥全部勉強した。
  この前ι様とも話をしたけれど、その辺りは全部判っていたよ。」

まさかοが知らなかったってわけじゃないよね?
と、言いたげな視線を送るλUV。

οUVの目は、泳いでいた。

λ「β様も、ι様には何か考えがあるんだとは考えないのかい?」

β「勿論、考えていますよ。
  ただ、旧世界人の力を持ってしまった大罪人と
  本物の旧世界人を戦わせる環境‥‥壊さないわけにはいきません。」

βUVはそう返答すると、全UVの顔を見回す。

β「皆さんには、その了承を頂きたいのです。
  ιを‥‥滅ぼす許可を。」





※気が向いたら挿絵、後で挿入します。
※フィクションです!フィクションです!くしゃみの効果音ではありません(
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