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○第二章第七話「οコンプレックスからの刺客 前編」

どうもー。
あれ、最近私出てきてるっけ?
四話が最後か。まぁいっか‥‥←









「へぇー、此処がιコンプレックスかー」

「あまりはしゃいで、変に思われるなよ?」

「キミこそ、οとの違いに興味示しすぎないようにね?」

仲が良いような、悪いような、よく判らない関係の2人。

その後ろに控えた、3名。

彼らは、οコンプレックスから秘密の通路を使ってιに潜り込んでいた。

彼らの前に広がるのは、工場の音が特に煩く響く地区で
人の出入りも激しく、突然現れても誰にも気が付かれないような所。

だから、外から侵入して辿り着くには、もってこいの場所だった。

「ιはやっぱり、遅れてるねー」

「βよりは進んでいると思うぞ」

「βは後退しちゃったもんねー?」

「“天然物の天国”と謳われる所だからな。ιは‥‥なんだ?」

「“αよりは平和的でβよりは危険”だっけ?」

「‥‥なんだそりゃ?」

2人は、以前地上の廃坑で植物に変な仕掛けをした人物だ。

どちらも、所属する秘密結社はサイオン。

そして、ιのサイオンではまだ発見されていない能力の使い手でもあった。

「も1つ付け加えるなら、発展を止めたコンプレックスじゃない?」

小柄な男は、つまらなさそうに言う。

余程自分の居るοに自信があるのだろう。
ただ、自信があるという意味では、その隣の男も同様のようだったわけだが。

「そう見えるだけかも知れんがな。さて、あの時の奴らを探すんだろう?」

「うん。捕まえ損ねちゃったし。それに‥‥」

「なんだ?」

「あの時最後に邪魔に入ったあの女、妙に気になるんだよねー」

「女‥‥? ああ、大砲女か」

「そそ。 ιの味方しておきながら、本気で戦う気なかったってゆーかさー」

「俺はあれに前の俺を消されているのだが‥‥?」

「それはキミがド.ジ.しただけでしょ?」

「‥‥むう。」

「ま、探そっか。手に入れた情報によると、一番使えるのはCPU。
 あの形態変化が軽食喫茶だって。」

「喫茶‥‥? 割と楽に接触できそうだな」

「はぁ?ボクら2人は顔覚えられてるんだから行かないよ?」

「む?」

「それはこの後ろの3人。ボクとキミは大砲女捜すの。判った?」

「う‥‥うむ。しかし、あれはαではなかったのか?」

「じゃ、これιの地図ね」

小柄な男は、隣の大柄の男の発言を無視してそう言うと
自分の端末から他4人の端末へとιについての情報を纏めて送信した。

それを受け取った後ろの3人は、頷き合うとサッと散って行ってしまった。

「行動が早くていいね。ちゃんと指示待ってから行くし。どこかの誰かさんと違ってー」

「悪かったな‥‥。行くぞ」

「うん。スニーク使ってね。」

「‥‥判っている。」

「忘れてた癖に。」

「‥‥ちっ」

「舌打ちペナルティ1回ね」

「なっ‥‥」

「キミさあ、ボクの方がSC上だって忘れてない?キミ降格したよね?」

「‥‥‥‥」

「もうSCが同じだった頃とは違うんだよねー。あーあ、なんてボクは慈悲深いんだろう!」

相当騒いでいるので、数人が気にして2人を見ていたが
それに気が付いた小柄の男がキッと睨みつけると
足を止めていたιの人間は足早に立ち去って行った。

「‥‥さて。特別にさっきの質問に返答してあげるけど、あの大砲女はここに移住したんだよ」

「何‥‥!?」

「何の目的かは知らないけどね?」

小柄な男はそういうと、トコトコと歩き出した。

「知らない‥‥か。 多分ウソだな。」

その背中を眺めて、そう呟いてから
大柄な男は小柄な男の後ろを付いて行った。




※気が向いたら挿絵、後で挿入します。
※フィクションです!フィクションです!くしゃみの効果音ではありません(
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