FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
○第二章第六話「βコンプレックスのUV」

どうもー。
そろそろβコンプレックスの人を出してもいいんじゃないかと思ったので。
まだαとη(エータ)も出てきていないので、これも後々出てくるはずです。







「貴方はまた、面白いことをしたのですね。」

艶やかな声は、モニター越しに聞こえていた。

「βには、興味深いものでしょうね。」

「ええ、とっても。こちらは天然物が殆どですが、それ故にそちらのようなことが出来ないので」

そう、話しているのはβコンプレックスのUVだ。

私は時々、こうして他のコンプレックスのUVと連絡を取ることがある。

今回の聖騎士4名に関しても、βコンプレックスの影響だと言って良い。

データ人間は確かに完璧だ。
けれども、完璧だからこその欠点がある。

‥‥なんとも変な話ではあるが、そういうことだった。

「これは、そちらのコンプレックスからヒントを得た物なのですよ。」

「そうなのですか?参考にしていただけるのは嬉しいですね。」

βコンプレックスのUVは女、しかも天然物だ。
ゆったりとした椅子の肘掛に肘を置いて、頬杖を付きながら話している。

βコンプレックスにクローン・レンジャーはないがコープ・メタリカは存在しているらしい。
やはり、天然物が多くを占めているとはいえ、未来に希望は持てないのだろう。
しかし、一番メンバー数が多いのはアース・マザーズではなく、サバス・ホールだ。
これを聞いた時は、正直に「意外です」と答えてしまい、苦笑されたことがある。
他にも、いくつかの秘密結社は存在していないようだった。

「で‥‥話と言うのは何でしょう?まさか雑談をするだけではないですよね?」

「ええ。」

私は浅く深呼吸をしてから、話を切り出した。

「こちらで、4人の天然物を次代UV候補として騎士に任命したと先程お話しましたよね?」

「はい。」

「その話が、曲がりに曲がった方向でιに出回ったのです。」

「‥‥情報漏えいですか?」

「残念ですが、その線が強いですね。」

「あらあらまあまあ‥‥」

「パージの動きも活発化してきています。今あの4人を失うわけには行きません。」

「イルミナティにも気をつけなければならないですよね。」

「ええ‥‥。」

「して、私にどうして欲しいと?」

「もしも、私に何かがあった時‥‥このιが崩壊しそうになった時
 その4人をそちらに受け入れて頂きたいのです」

「ιの聖騎士たちを‥‥?」

「はい。4人とも天然物‥‥その内の1人は旧世界人です。」

「まあ‥‥!」

その言葉を聞いた途端、βのUVは姿勢を正して身を乗り出した。

「旧世界人といえば、不思議な力を持っているとか」

「ええ‥‥その力を十二分に発揮させることの出来るのがあとの3人なのです」

「なるほど。それで4人なのですね?」

「そういうことになります。」

「旧世界人はοとαに1人ずつ居ると聞きました。二人とも日本人のようですが」

「ιのも日本人ですね。あと、残念ですが‥‥」

「?」

「αの旧世界人は、既に死.亡.しているものと思われます。
 先日、こちらにその旧世界人に扮した偽者が紛れ込みました。」

「扮していることが判っているのなら、何故罰しないのです?」

「いえ、1度ιの旧世界人にも扮していたのでそれを見破って処刑しました。
 しかし、2重に変化しているようで、元々の姿を暴けずに居るのです。」

「2重‥‥?βにはそんな能力はありませんね。」

「ιにもありません。恐らく、ο辺りのサイオンかと‥‥」

「確かに、οはサイオンの動きが非常に活発でしたね。ありえそうです。
 私の方から、それとなくοのUVに聞いてみましょうか?」

「お願いします。簡単に口を割るとは思いませんが。」

「そうですね。」

「で‥‥先程のお願いの答えは‥‥」

「構いませんよ。天然物と旧世界人なら手放しで歓迎いたします。」

それを聞いた私はホッと胸を撫で下ろす。

「ただ、1つ条件が」

「条件‥‥?」

「その時は、ιをβに吸収させていただきます。」

「‥‥!?」

それは実質、ιをβが侵略するという意味だった。

「データ人間たちは‥‥?」

「それはお答えできません♪ それに、知った所でいなくなる貴方に意味はない。」

「‥‥‥‥。」

βのUVが何を考えているのか、私には判らない。





※気が向いたら挿絵、後で挿入します。
※フィクションです!フィクションです!くしゃみの効果音ではありません(
関連記事
スポンサーサイト
Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。