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○第二章第一話「聖騎士装備に慣れよう! 前編」

どうもー。
次期UV候補として、私を含む4人の天然物が選ばれ
その前提として、異例の「聖騎士」の階級が出来ました。
UV様と同様、白い服を身に纏いますが
UV様よりは下、Vよりは上(但し騎士としての任務中のみ)
‥‥と、いった感じだそうです。

Rである妹さんがちょっと不憫(ふびん)。







いつもその服を着ていなければならないのだろうか?
と思ったのですが、そうでもないようです。

普段はいつもの服で、いつものSCをやっていろ。
と、言われました。

ということは、私たち3人はVのまま過ごすけれど
妹さんはRを普段は演じて、必要時にV以上にならなければならない‥‥
それって、ちょっとビミョーに思います。

それと、普段は本来のSCとはいえ
新しい武器に慣れないといけないという理由で
4人でUV様の所へ行く回数は多くなりました。

お揃いの靴を貰った私と妹さんは
青年やUV様に相手になって貰って居るのですが
正直に申し上げて‥‥

「強すぎて話になりませんΣ」

まあ、当たっても困るんですけどね!

青年は私たちの攻撃を避けつつ
練習人形に向かって攻撃を繰り出していました。
なんて器用な子!

UV様は、リィンさんの相手もしているので
ただただヒョイヒョイと避けているだけです。
避けているだけと言っても、アクロバティックな動きしてたり
残像が見えちゃったりとかしているのですけれども!

「UV様、残像が!」

「はい。それもこれも残像です。」

動体視力がどれだけ良ければ、UV様の動きをしっかりと捉えられるのか
ちょっと気になります。


‥‥そういえば
青年、妹さん、リィンさんには、本来つくはずだった名前を
UV様が改めて与えていました。

青年と妹さんは、産まれたほぼ直後に母のサファが亡くなったため
正式に名前をつけた届けが出されていなかったのですが
UV様にはどんな名前をつけるなどの話がいつのまにか通っていたようです。
おそらく、サファが書き留めておいたものを奪取でもしていたのでしょう。

青年はネメシア、妹さんはコーレアです。‥‥どちらも花の名前でした。
SCがBだった、サファらしいネーミングです。

リィンさんは、生まれた直後に施設入りしましたが
再び捕まってしまった母親に代わって、父親が今は無きリィンさんの姉の
名前と共に施設の人に名前を渡していたようなのです。
が、リィンさんを引き取った人(母親を拘束しているアース・マザーズ)が
名前は自分で付けると言い張って結局つけなかった為に
リィンさんは無名のまま今の今まで育っていました。

リィンさんの本当の名前はフローライト。宝石の名前です。

本名を貰った三人は複雑そうでしたが
実の両親から貰った名前ということもあって、嬉しくないわけではないようです。
この名前は、騎士任務中に呼ぶ名前になりました。

そして、私も‥‥

「ウィンもそのままというのは面白くないですから、
 サテュロスでどうですか?」

「ギリシャ神話Σ」

半人半妖の精霊の総称です。
というか‥‥

「それ、男です」

「そうでした。ではリンクスで」

「見透かす猫ですね。‥‥それでいいです。」

私の猫部分は尻尾だけなんですけどね‥‥。

「ところでリンクス?」

(え、もうその名前で呼ぶんですかΣ)

「はい?」

「その服であの能力を試したらどうですか?見た目に違いがあるかもしれませんよ」

「ああ‥‥」

そういえば、騎士服(といっても重装甲的な見た目ではない)での
ソウルリンクはまだでした。

UV様が他の3人を呼び集めて
(自分を相手に)4対1で戦ってみなさいといいます。

流石に3人は少し怯んだ様子を見せましたが
すぐに青年がどういう意図なのかを理解したので
2人も了解をしました。

どうあがいても当たらないので大丈夫なはずです。
‥‥けれども、思い込みって実は怖いというのを、忘れていました。

私が青年の手を取った後、何か物凄い変化が起きたことに気が付きました。

私はソウルリンクを発動させて見た目が変化。
青年が、いつも通りにAASUPを使おうとした時です。

「‥‥!」

UV様も、私の変化よりも
“何か物凄い変化”の方に気を取られます。

そしてそれは、妹さんやリィンさん‥‥いや、今はフローライトさんですが
彼女たちも同様でした。
それどころか

「か、体が軽いですわ!」

「私もです‥‥これは、一体‥‥?!」

私と青年は顔を見合わせます。
自分たちも、いつもよりもずっと体が軽かったのです。

UV様は、ぐっと身構えました。

(もしかして、攻撃当たる‥‥?)

私はギリギリで当てないことを前提に行動をします。
それを読んだのか、青年も一緒に跳びました。

今の所、手は繋いだままでないといけない
という認識があったからです。

手を繋いだままに拘らず、スピードはUV様とほぼ互角でした。

一体何が起こったのか、サッパリだったのは言うまでもありません。

ですが‥‥1つ判ったことがあります。
それは、私と青年がマリオネットなどの使い手に自分の意思を奪われた場合
私たちの手でUV様を倒せる可能性もあるということ。

謎の変化の効果が切れる直前、私はUV様の息遣いを聞きました。

驚いて飛び退いて、その後に効果が切れて
一気に体が重くなり、どっと疲れが出ます。

ソウルリンク自体は効果が持続しているようで
座り込んだ時に自分のふかふかとした毛が肌に触れます。

「お見事です。何が起こったのかは敢えて聞きません。
 ‥‥どうせ、貴方がたも見当は付いていないのでしょう?」

UV様は、平静を装っていました。

「そうですね‥‥こんなことは、僕もはじめてです。」

「私もです‥‥」

「私もですわ。。」

「私も‥‥」

いや‥‥
私は、本当はわかっていたのかもしれません。
そして、青年も。



※気が向いたら挿絵、後で挿入します。
※フィクションです!フィクションです!くしゃみの効果音ではありません(
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