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○第一章最終話 中編

どうもー。
ん?前回ニイナが私の目がコロコロ変わると書いたのは何故かって?
位置によっては、眼鏡の隙間から目が見えるんですよ。
と言うだけのお話でした。判りづらくてごめんね。

さて、なんの電波?何の電波?なんの機能?
中編れっつごー。







「狭いです」

ちょっと文句も言ってみたくなりました。
本当に狭いのです。

これじゃあ、体中痛くて仕方なくなるくらいにorz

「まあ、高さもそんなに無いしなあ。ウチでもそれは狭いわ。」

ニイナが苦笑して答えます。

私と睨み合っていた人物は、いつの間にか居なくなっていて
その代わりに他の数人が来て私を眺めています。

「私は観賞動物じゃないのですが‥‥。」

「せやな。 けど、珍しいことには変わりない。」

「‥‥‥‥ニイナ。もう一ついいですか?」

「なんや?」

「私の服、返して頂けると嬉しいのですが‥‥」

実を言うと、服を取られていました。
というのは、いつも着ていた服は二着とも、ああ見えてアーマー効果があったのです。

防弾、防火、防水‥‥防刃と爆発だけは微妙なラインでしたが
他3種については数値にして6位はあったのではないでしょうか?

そして、現在着ているのは紫の簡素なワンピースです。
アーマー効果は当然、0です。

EPも0なので重くは無くていいのですが‥‥。

「無理、やろな‥‥」

「何故です?」

「上が持っていってもーたから。」

「‥‥はあ。」

私は、尻尾をばたつかせます。
腕と脚のヒレが無いので、寝転がる分には邪魔じゃない
‥‥それだけが今の格好のいい所でした。

「なあ、ウィンさん?」

「なんです?」

「その腕と足って、結構やわらかいん?」

「‥‥毛質のことですか?」

「そう。毛質や。」

「さあ、どうでしょうね‥‥こっちに来てから小型の動物に触れていないのでなんとも」

「触ってもええ?」

「ニイナは力が強くて痛いのでダメです。」

「残念やなあ。」

そう言われても困るのですが‥‥。

そうやって雑談して気を紛らわせて、少しの時間が経った時でした。

突然、外が騒がしくなったのです。

「なんや?急に騒がしくなったなぁ?」

「‥‥そうですね。何かあったのでしょうか?」

この部屋に居た人たちも、慌てるように外へ出て行きました。

1人が奥から出てきて外へ行く際に、ニイナに声を掛けます。

「ニイナ、お前も来い!敵襲だ!」

「て、敵襲?!」

「CPUとウィキペディアン‥‥それに、サイオンだ!」

「‥‥な、なんでそんなに‥‥」

ニイナは青い顔をして、走って外へ出て行ってしまいました。
私は、それを見ながら、そっと眼鏡に触れます。

「‥‥GPSでも付いてたかな?」

何処でウィキペディアンが合流したのかも
どうしてCPUが動いたのかも見当は付きませんでしたが‥‥

私は彼らに救出されたのです。

そして、ニイナは混乱に乗じて逃げ出したとも聞きました。
やっぱり、ニイナも旧世界人‥‥と、言ったところでしょうか。

サイオンは私の救出作戦が終わってすぐに撤退。
ウィキペディアンは喫茶で待っている。と、すぐに退散してしまいました。

「大丈夫ですか?副社長さん」

「だ、大丈夫です。‥‥何故此処が?」

「リーダーから、緊急信号をキャッチしたと連絡があって‥‥」

青年は、私にだけ聞こえるように耳打ちしてきました。

なるほど、あのボタンはそういう奴だったのですね‥‥。
便利だけれども、こんな時に見つけていなかったら大変なことになっていたかも。

私は、他に応援に来ていたCPUの職員たちに頭を下げました。

「忙しいでしょうに、わざわざ有難うございます‥‥。」

「いえ、侶佳さんのお友達ですし
 あの喫茶の副社長さんなら、何があっても喜んで助けちゃいますよん」

そう甘い声で言ったのは、喫茶の常連だという女の人だった。
見た目からして、若い。

青年は、職員たちに先に帰ってUV様に報告するように頼むと
私と一緒に喫茶へ行くことになりました。

リィンさんにも報告をしないといけないし
待っていると言ったウィキペディアンにも会わなければならないからです。

「一体、何の話でしょう?」

「さあ‥‥判りませんが、おそらくは‥‥」

青年はそこで言葉を切りましたが
続く言葉はきっと、今回の事件と関係のあることでしょう。

ウィキペディアンのことですから、情報の開示を求めるか
或いは提供のはずです。

彼らは、そういう結社ですから‥‥。






※気が向いたら挿絵、後で挿入します。
※フィクションです!フィクションです!くしゃみの効果音ではありません(
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